【DAHON ボードウォーク D7】のボトムブラケットにグリスアップしてみた。

新車なのにクランクを回すとガリガリと周りが悪いボトムブラケット。
勉強もかねてグリスアップ・調整に挑戦します。

まずは、クランクのキャップ?を外します。

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これはちょっと力を入れれば簡単に外れます。

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 ネジを見るとネジロックが塗ってあったようです。

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次にクランクを外します。
こちらは専用工具が必要なので、事前に準備しておきました。

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 使い方はいたって簡単で、クランクに切ってあるネジに工具を取り付けて、

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稼動する部分をレンチで回すだけ。

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これでほとんど力を必要とせず外せます。
クランクを外したところでシャフトを手で回してみましたが・・・・、頑張ればやっと回るって感じで、あまりにもひどい・・・。

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あまりの調子の悪さにさらにやる気が出てきました。

やる気が上がったところで、玉押しを固定しているロックナットを外します。
本当ならこちらも専用工具があるんですが、今回はマイナスドライバーで外してみます。
ヘコミにドライバーをあてて、ハンマーで軽くたたくと簡単に外れます。

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次は玉押しです。
こちらも専用工具を用意すればいいんですが、今回はロックナットと同じ方法で外します。
ロックナットより簡単に外すことができました。

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玉押しを外すと、シャフトも一緒に外れました。
シャフトにはグリスがたっぷりと塗りこんであります。 

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ベアリングも一緒に外れました。
ホイールのハブと違って一体型のベアリングでした。

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次は反対側です。

ところが、結論から言うとこちらは外せませんでした・・・。
かなり大きなモンキレンチを用意して臨んだんですが、力を入れても叩いても全く緩むことなく・・・。
ネジを緩めるならやっぱりラスぺネ!と、使ってはみたものの全く変わらず、最後にはモンキが痛む始末・・・。
さらに下の写真のようにフレームのあちこちに傷まで・・・。

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 ・・・。
まだ一度も乗ってないのに・・・。

これ以上やって自転車を壊してもしょうがないんで、今回はあきらめました。

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あきらめたところで、反対側から。

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まずは歯ブラシとウエスでグリスをふき取ります。

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特に傷は見当たりません。

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次にシャフトを磨きます。
よく見てみると、ベアリングの部分の塗装が剥げています。
普通、ベアリングが当たる部分は塗装しないんじゃない ?
それともこれが普通なんでしょうか。

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部品類はすべてきれいにしました。
どれも気になるような傷はありません。

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部品もきれいになったところで組み立てます。
まずは、外せなかった側の玉受けに指を使ってグリスを塗ります。
また、錆が出るといけないんで、全体的にグリスアップしてみました。

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ベアリングにもたっぷりとグリスを塗って、 

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玉押しにも。

 

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シャフトにもグリスを塗りこんで組み込んでいきます。
特にネジの部分は念入りに塗っておきました。

玉押しの調整は、ホイールハブと同じくちょいガリにしました。

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最後に左右のクランクをつければ完了です。

仕上がりはというと・・・調整前と比べると別物のようにストレスなく回るように!!
と言うより、調整前があまりにも悪すぎた・・・。

それにしても、手で回すのも苦労するような組み立てって、どんな基準で組み立ててるんでしょうか。
自転車は調整が必要だということは分かっていますが、それにしてももうちょっと何とかしても良いんじゃないかと。
ホームセンターで売っているようなママチャリだと、もっとひどいんでしょうね。

そういえば、今回分解に失敗した左側ですが、次回分解する際には専門工具を用意してリベンジしてみたいと思います。