ベルモントのTOKOBIを買ってみた。

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キャンプをするようになってから色々と道具を買いました。
テントに始まり、タープ、テーブル、チェア、ランタンなど。
今思うと結構買ったんだなと・・・。

他にも色々と持っていますが、自分で買った物ばかりじゃありません。ありがたい事でクッカーやストーブ、焚火台などは貰った物です。そんなキャンプ道具ですが、使ってみると自分に合わない物や、使いにくく不満が出てくる物もあります。特に気になっていたのがたき火台。
もらった物なので、買った物に比べると思い入れが少ないのかもしれませんが、大きさをやや不満に思っておりました。

今使っているのはユニフレームのファイアグリル

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キャンプに興味のある方なら全員が知っているだろうファイアグリル。
丈夫で使いやすく焚き火をする点では特に不満はありません。
単純な構造でしっかりした作り、使っていてガタツくこともなく、誰が使っても不満は少ないんじゃないでしょうか。
価格も手ごろなため使っている方も多いようです。
実際、焚き火台のおすすめ記事を見ると必ず候補に挙がっている超有名な製品。
ですが、私にはちょっとだけ仕舞寸法が合わない感じがします。

 

焚火を終え片付ける時、灰を袋に入れて持ち帰るんですが、この袋に入れるところがいつもうまくいきません。
というのもファイアグリルはトレー?の部分が一体型のため大きく、厚みもあるんです。この大きさが問題となり灰を袋にうまく入れられず、必ずこぼれる・・・。私が不器用なのもあると思いますが、いつもうまくいかないんです。
すると袋が破れ灰がこぼれる、こぼした灰を片づける手間が増える、という感じに。
この点をずっと不満に思っていました。
小さな事なんですが回数が続くとだんだんストレスに。
ファイアグリルの本体は折り畳みも変形もできません。
これはファイアグリルが長持ちする要因でもあるんですが、私の場合だとこの点が弱点となるんです。

さらに10年以上も使っているんで、本体部分は問題ないものの、各所に痛みもでてきて網や炭床?は特にひどく歪みや錆びが目立つようになってきました。
まっ、ただ単に新しい物がほしい時の理由付けと言えばそれまでですが、この痛みも不満な点ではあります。
そう言うわけで新しい焚火台を買おうかと。

<焚き火台を選ぶ>

今までは戴いたファイアーグリルを使っていたんで、今回が私にとっての始めての焚き火台選びです。

最近はアウトドアブームというかキャンプブームというかかなり世間的に盛り上がっており、色々とアイテムも発売され気になる物もたくさんあります。
そんな中でのニューアイテム購入となるとテンションも上がってまして、一度落ち着いて考えないと無駄な物を買いそうで危ないかなと。
こういうテンションで何かを買うと後々必ず後悔しますから。

ということで、とりあえずは焚火台に何を求めるかを考えてみます。

私が焚き火台に求めること

私が焚き火台になにを求めるか、何をしたいのか、買った後で後悔しないように考えてみます。次はいつ買えるかわからないので真剣です。

私の場合、なにを焚き火台に求めるかというと、まずは調理ができること
今まではガスで調理することが多かったんですが焚火で調理することに目覚めまして。
ただ単に薪を燃やすだけではなく、ゆっくりと焼いたり煮たりするのが楽しくなってきたんですね。
そんなわけで調理については必須です。

次は片付けがしやすいこと
これは意外と大事です。キャンプの時の片付けはストレスの元。
少しでもストレスを減らさないと何のためのキャンプなんだか分かりません。
買い換える理由付けにもなってますのでこれも外せません。

もう一つは構造がシンプルなこと
これは片付けがしやすい事にもつながりますが、それ以上に壊れにくいという大切な点があります。
貧乏キャンパーの私の場合、壊れたからといって簡単に買い換えることができないため、今まで使っていたファイアグリルぐらいは使わないといけません。
ですから部品が少なくシンプルで丈夫、この点も大切になります。

だいたいこの3点でしょうか。
価格の面も大切ですがこれは当然のことなので言うまでもありません。

ということで

  • 調理がしやすい。
  • 片付けがしやすい。
  • 構造が簡単で丈夫。

この3点を考えて選びます。

<焚き火台の候補はと言えば?>

先にあげた焚火台に求める点をふまえて候補のリストアップをしてみます。

ユニフレームのファイヤスタンド

 

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ユニフレーム ファイアスタンド
これは構造がシンプルで価格も安く、部品点数も少ない。
焚火だけをするのであればかなりの有力候補です。
最近では似た物もあり、安い物も増えてきました。
ですが調理には向かなそうです。

 

調理もできそうな五徳が付いたパーゴワークスのニンジャ ファイアスタンドなどもありますが、ちょっと不安定な感じが気になります。
別に五徳を用意して使う手もありますが、何かパッとしない気がします。

スノーピークの焚き火台

 

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スノーピーク(snow peak) 焚火台
焚き火台と言えばこれ!と言ってもいいほど有名なスノーピークの焚き火台。
シンプルかつ丈夫、見た目もかっこいい。
キャンプを始めた時にはもう少しで買っちゃうところまでいきました。
ですが、物が良いのはわかりますがちょっと重量があることと、あまりにも有名なためにキャンプ場で見かけることが多いのもが気になります。
オプションを使えば調理は問題なさそうな点は良いですね。でもこのオプションが高価です・・・。

 

ピコグリル

 

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これはユーチューバ―のおかげでというか、ヒロシさんの動画で一気に有名になりました。
軽量コンパクト、シンプルで見た目よし。
だがしかし、どこにも在庫がない模様。
ちょっと華奢な感じが気になりますが、軽量なためバイクでのキャンプにも使えそう。

ユニフレームの薪グリル

 

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ユニフレームの薪グリル
これは調理をするにはかなり使いやすそうです。
ところがたき火を楽しむにはちょっと不向き?
横長な上に風防が一体になっている作りがちょっと焚き火向きじゃないような。
かなりしっかりした作りで耐久性は問題なさそうです。ですが、仕舞寸法が大きめです。
発売されたときに一度ポチりましたが、在庫がなく納品まで時間かかりそうなのでキャンセルしたことがあります。

 

その他

他にも、キャプテンスタッグのバーベキューコンロロゴスのピラミッドTAKIBI、コールマンのファイアープレイス3 などもありますがちょっと見ためが気になります。シンプルさに欠けるというか野暮ったいというか。

<実際に選んだ焚き火台は?>

TOKOBIに決まり!

結構悩みました。
youtubeをみたり、ブログを覗いたり、雑誌をみたりと色々と。
見た目は良いけど調理には向かなそうなものや、調理は得意そうだけどゴテゴテした作りで見た目がいまいちな物とか。
毎日のように焚き火台で検索してあれもだめ、これもだめ、こんな感じでずっと探していました。
で、やっと見つけたのがこれ、ベルモントのTOKOBIです。

 

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はっきり言うと一目惚れ。
googleの画像検索で見かけて一発で決まりました。
ごく最近発売になったようで、調べていても見かけることもなく知りませんでした。

ベルモントの物と言えばナイフとレンゲがセットになったチタンレンゲフォークセット(ケース付)をもっています。
ですが、他にどんな物を作っているメーカーなのかも知りませんでしたし、レンゲセットを買ったのも、ただただレンゲがほしいと思ったから買っただけで、メーカー自体気にしたことはありませんでした。

TOKOBIとは

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これがTOKOBIです。

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ステンレスの丸棒と厚みのあるフレームの組み合わせでできていて、とてもシンプルな作りです。
火床はメッシュでできています。
この手のメッシュでできた焚火台は使ったことがないんですが、薪がよく燃えると聞きますのでかなり期待しています。
今使っているユニフレームのファイアフレームだと燃え残ることもあったので期待します。

このTOKOBIの特徴は、メッシュタイプの焚き火台なのに調理もできるように考えられている点です。
同じメッシュタイプの ファイアスタンドではなくTOKOBIを選んだ理由です。
ステンレスの丸棒を曲げた五徳?が付いており、その間に網や鉄板をかけて使えるようになっています。高さの調節もできてかなり使いやすそうです。
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この五徳?は外すことも可能でメッシュだけの焚き火台として使うことも可能です。
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私なんかの素人が言うのもなんですが、かなり考えて作られています。
まだ使っていませんので細かい事までは分かりませんが、1点気になったことがあります。
それはメッシュの側面部分です。
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これがその部分何ですが、大きく解放されています。
このままだと灰や炭が落ちるのは間違いなく、地面へのダメージが気になるところです。

しかし、オプションでこんなサイドカバーも用意はされています。
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実際に取り付けると
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これだと灰がこぼれることもなく完璧だと思いますが、これがオプションというのは…。
これが標準の付属品なら完璧なんじゃないでしょうか。
TOKOBIは決して安くはありません。
必ずほしいオプションのサイドカバーとセットで12000円ぐらいなら完璧のよう思います。

最後は重さ。
これは、はっきり言うと私には重く感じました。
仕舞寸法が小さい分ずっしりと感じるのかもしれませんが、意外と重く感じました。
実際には自動車で運ぶと思うので問題ないと思いますが、バイクにも積んでいければ良かったかなと。

とりあえず開封してみて感じたのはこんなところでしょうか。
アイテムマニアを意識したようなオプションも発売されており、人気がでそう。
私も上火が使えるアイアンプレートのセットはかなり気になってます。
シンプルでオプションもある、TOKOBIは今後焚き火アイテムの定番になるような気がします。

買って触ってみた感じはこんなところです。後は使ってみてですね。
実際使えるのは忙しすぎていつになるかは分かりませんが、早く使ってみたい。

****実際に使ってみた様子は↓****
ベルモントの焚火台、TOKOBIをやっと使ってみた。