シームテープ(シーリングテープ)は古いものを使うな!
私が使っているテントは小川テントのステイシー2です。
あまり使っていないためきれいですが、古い物なので所々痛みが出てきています。
その中でも一番気になるところがシームテープの痛み。
みなさんご存じだと思いますが、テントの縫い目には防水のためテープが張ってあります。
当然ですがこちらのテープは永遠に持つものではなく、月日とともに劣化します。
劣化すると張り付けたものが茶色く変色し剥がれ、まるで鰹節のようになってしまいます。
剥がれてしまっているんで当然ながら防水効果は期待できなくなります。
こんな感じですね。
こうなると防水効果は期待できないと思います。なので今のうちに修理しょうかと。
で、思い出したのがタープを修理した時に使ったシールテープです。
【この時に買いました:フライの穴を直してみた。】
ムーンライト5のフライに開いた穴を修理するためだけしか使わなかったのでたっぷりを残りがあります。
とりあえずこれでと思ったのが不幸の始まり・・・。
とりあえず古く剥がれているテープを全部剥がします。
もう古いテープなんでパキパキになってますから剥がすのも簡単です。
写真は・・・、取り忘れです。
後はシームテープをアイロンを使って張り付けていけばいいだけ。
低温に温めたアイロンで押し付けるように・・・。
ところが、べたつくように糊がはみだします。
色が濃くなっているところがベタツいた部分です。
前回タープの修理に使った時とは感じが違います。
前回は貼り付ける時にべたつきはなかったような。
あまりにも前のことなんで勘違いかな、もしくは温度の上げすぎかなと。
ところが、温度を下げて行っても結果は同じ、べたつくように糊がはみ出します。
さらに付きが悪いのか所々剥がれてます・・・。
その後も温度を上げたり下げたりしながら試すものの全くと言ってもいいほどうまくいきません。
結局在庫のシームテープを使い切るまでうまくいくことはなく、ベタベタの剥がれありという結果で、情けない結果に・・・。
そんなことをやっているうちにテープも切れたんでアマゾンで早速追加注文。
到着後再開です。
で、新しいテープで作業を再開したんですが・・・、昨日までとは感じが全く違う。
同じ温度で同じ時間押し付けたんですが、今度はうまく張り付かず・・・。
なもんで、温度を上げて再度挑戦!
すると、今度はうまく張り付いています!
べたつきもありません。
これです!この感じです。
テープが半透明になり、ぴったりと張り付いた感じ!これです!
その後作業を続けるとべた付くこともなく剥がれもしない。
写真で仕上がりを見ると一目瞭然。
こちらは糊がしみ込んでいるように見えます。
で、うまくいった方はそんな感じは全くありません。
その後べたつきが出ることはなくテープを追加購入しながらも(最終的には3つ買いました)最後まで失敗することなくうまく行きました。
追加で購入した分も全くべた付くことはありませんでしたので、古いテープが劣化してたんでしょうね。
結局最初に古いテープで作業した部分は新しく購入したテープでやり直し。
ですが、古いテープで失敗したべた付いた糊はとることができず、うまく張り付かないところもありました。
しょうがないんである程度のところであきらめて完了とします。
一度失敗したところは見た目良くありませんが、張り替え前よりは防水効果が期待出来でしょう。
でもまさかシームテープが劣化するとは思いませんでした。
間違っても古いシームテープは使わない方がいいでしょう。
劣化したテープは見た目じゃわかりませんので注意してください。
結論を言うとシームテープ(シーリングテープ)は古いものを使うな!ということ。
これ!
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