トリマーの直線加工治具を作ってみた。

トリマーは単体だとまっすぐ切削するのも難しいため、とりあえず基本の直線加工を簡単にできるように直線治具を作ってみようと思います。


とりあえず、20×45の角材168円と、多分厚さ4mmのベニヤの半端材を100円で買ってきました。
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まずは、治具の大きさですが、長さ600mmで、6mmのストレートビットで使うものとします。

最初に、治具の長さにフェイスになる角材を切断しベニヤに貼り付け。
今回は精度を出す必要はありませんので、フリーハンドで切断しました。
使ったのはゼットソー。
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次にベニヤ接着面の裏側より借り釘を打ち込みます。写真では3本ですが実際にはかなり細かく打ち込み固定しました。
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接着面に釘の頭1mmほど出しておき、接着時に位置がずれるのを防ぎます。
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角材に接着剤をつけ接着し、仮クギを打ち込みます。
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はみ出した接着剤をウエスで拭き取り接着剤を乾かします。特にフェイスになる部分は丁寧に取り除きまず。
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乾いたところでトリマーにストレートビットを取り付け、ベニヤをカットします。
ベニヤの下に捨て板を敷いてバクマのワンタッチクランプで固定してカットしました。この方が切断面にバリが出ずにきれいに切断できると思います。厚い板のときは少しずつ深さを増やして切削するんですが、今回のベニヤ板は約4mmと薄いため、一気に切断しました。
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で、できあがったのがこちら。
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とりあえず幅の広い溝を切るときに使えるように2個作りました。簡単な治具ですが出番は多いのではないでしょうか。